2014年3月18日火曜日

電子オウムの不具合

1点、動作が不安定な部分があり、調査しました。
問題というのは、電子オウムの電源を入れた直後は
正しく音声を出力するのですが、2回目以降、
発声しないというものです。

XBee wifiモジュールと音声合成ICの間の
UART入出力信号をオシロスコープで確認すると
XBee wifiモジュールからは正しく信号が出力されて
いるのですが、音声合成ICはエラーコード105で
「音声記号列に未定義の読み記号が指定された」に
なっていることが分かりました。

デバイスやインターフェイスの電圧、通信速度など
条件を変えたり合わせたり、テストモードで動作を
確認しても問題となる原因は見つかりませんでした。

音声合成ICにリセット信号を入れても、2回目以降は
音声が出力されないので、音声合成ICの供給電源を
切断し再接続してみました。それでも2回目以降は
動作しませ。

そこで、UARTの結線を外して、やっと原因がつかめました。

音声合成ICのTXDをXBee WifiモジュールのDINに
直接接続していると、2回目以降はエラーになって
しまいます。現状のアプリでは音声合成ICからの返り値を
使っていないので、この環境では外しておく必要があります。


2014年3月17日月曜日

電子オウムの動作確認

すべての準備が整ったので、電子オウムの
動作確認をします。
まず、ブレッドボードに5Vを接続します。


特に問題が無ければ、変換基板に搭載されている
LEDが点灯します。
次にXBee Wifiモジュールをのせて電源を入れます。
Wifi RouterにXBee Wifiが接続できると追加で乗せた
手前のLEDが点滅し始めます。

AndroidアプリケーションからXBeeへの接続を指示すると
同じWifi Routerに接続されたXBeeを探して
接続が完了します。
(本体[192.168.2..] -> XBee Wi-Fi[192.168.2..)


あとは画面のキャラクタをタッチして音声を入力すると
製作したブレッドボードのスピーカーから音声合成された
音声が出力されます。

2014年3月14日金曜日

XBee Wifiモジュールの設定

XBee Wifiモジュールは秋月電子で開発セットを買いました。

このセットにはXBee Interface Board(左右にある大きい基板)が
付属しています。USBケーブルを接続してDigiのサイトから
制御プログラムX-CTUをダウンロードしてPCにインストールすると
XBeeモジュールの設定が行えるようになります。

Access pointを探したり、接続したりして、動作の確認が
行えるようになります。Access pointと接続が成功すると
USBコネクタの横左下にある赤いLEDが点滅します。

まずはXBee Wifi モジュールをアクセスポイントに接続させます。

2014年3月7日金曜日

電子オウムのアプリケーションソフトウエア

まず、PCにAndroidアプリケーションの開発環境を構築します。
Eclipseの日本語化サイトからJavaのパッケージをダウンロードして
c:\tools\等にZipファイルを解凍します。
それからeclipseを立ち上げて、新規ソフトウエアのインストールで
作業対象https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/から開発ツールを
インストールします。これには多少の時間を要します。
また、Android SDKをhttp://developer.android.com/sdk/index.htmlから
ダウンロードしてターゲットとなるAndroidの開発パッケージを取り込みます。

次にInterfaceのダウンロードページから2012年の11月号特集第1章
ソースコード一式をダウンロードします。WifiTextPlayをインポートして
workspaceに入れて準備完了です。

このソースコードはYahooのアプリケーションIDを必要とします。
res\values\strings.xmlを開けてアプリケーションIDを正しく
入力するとデバッグでエミュレータを起動できます。